13 六世吉向松月
五代吉向松月 (萬三郎)
治平の長男。弟、実蔵と窯を分ける。
実蔵は、五代吉向十三軒を名乗り、吉向家は、三家となる。
現在、八代目吉向十三軒は、東大阪市で窯の火を護っている。
萬三郎、長男、次蔵と共に明治天皇の姉君、伏見文秀女王殿下のお庭焼をお手伝いした御縁で、枚方の窯に御成頂き、秀松軒の軒号を賜る。
次蔵に窯を譲った後、隠居窯を大徳寺高桐院内に築き、龍山と号して作陶する。
後、この隠居窯にて没す。
六世吉向松月(次蔵)
萬三郎の長男。父と共に枚方の築窯に力を尽くし、窯と伝統を護る。
ちょっと 寄道。
六世吉向松月
この人は 変った人です。
楽焼ばっかり 一所懸命 やった人です。
人生の 後半は 楽で 花入を 作りました。
というより
造り続けました。
私個人的には この人の楽が 一番 すきです。
身についている というか 淡々として 茶の湯 という 構えたところが 全く無い。
楽だ、楽だ と ちっとも 意気込まない。 楽々と つくっています。
そうじゃないとねぇ 、、、、。
彼が いた時代は よかったんです。
お茶も全盛。
煎茶も 全盛。
生花も 全盛。
今では 考えられない 時代だったんです。
この花に どんな花入が いいかしら?
お母さんと 娘さんが 二人で 活けます。
「花子ちゃん 活けてご覧なさい。」
できるかな、、、
花子ちゃんは なれぬ花挟みで バチバチ と活けます。
その結果 お母様は
「上手、上手。 とっても いいわよ、、、。」
まあ そんなとこですよ。
情操教育 大事ですね。