掛軸と茶道具の卸店、ひなや福寿堂です。

31 五代 川端近左 利休形 黒 大棗 9万円
胴径7.4 高さ7.5cm 共箱 共裂

塗物では、千家十職のひとつ 中村宗哲作の京塗りが名品と されていますが、
先代の五代川端近左の事を塗り師番付では、
宗哲を上回る東の横綱と 「東の近左、西の宗哲」 と 称されるほどの塗り師の名工でした。

塗、 さすがの出来です。 いわゆる 蝋色 というのではなく 又 つや消し でもありません。
この黒でないと 駄目ですね。 これが 画像と言葉では 解りにくいのですが 
近左さん に 飛来一閑です。
 
「色々欲しいけれど とりあえず 棗、 それも そこそこのものが 、、、」  という方なら これです。
この棗は お茶をする限り 必ずいります。 これが駄目なら 
宗哲 しかありません。

This Is It.。


底に針の銘。
新品。 状態は美麗。さわるのも こわいほど綺麗です。
格安 
おすすめ。


川端近左(かわばた きんさ)
大正四年、奈良生まれ。
四世近左に入門しその後養子となり五世を襲名。
当代川端近左は六代目です。

 

ちょっと 寄道。

利休形の 棗 について

棗の名の由来は 植物の棗に 似ているので 棗と なりました。
それは これです。

その 利休形ですが
大ざっぱな 話です、 実は 大ざっぱな もんなんです。

まず 利休形には
大棗・中棗・小棗 と 三つあります。
これは 大きさの違いですが 全て 黒の無地です。
黒の無地と いうのが 大事です。
これだけ 覚えて頂いたら 後は そこそこで いいと思います。

それで 其の他には 無いかというと 一杯あります。
薬を 入れていた容器の形、とか
碁の石を 入れていた 容器とか、
植物の種を 入れていたとか
まあ そんな 所です。

それを 利用して 茶入に したんですね。

だから 利休の在世当時には 純粋な 棗 というのは なかったんです。

利休が 亡くなった後に
子孫の 人達や 利休のフアンが 
これは お師匠様が 好んで 使っていらっしゃった と言って
利休好 とか 利休形 とか 言って 珍重しだしたのです。
これは 棗だけでなく 釜や 茶盌や 水指や と 一杯あります。
数限りなく 存在するのです。

そこで 大事なことを 結論申しあげます。
(こんなことを いっていると 何十年かかりますので。)

利休形を 研究しぬくのは まず 不可能です。
我々 すべて 茶道学者には なれません。
では どう 捉えたら いいでしょうか。

それは 簡単と 思います。
その形、形を 自分が ジッと見て、ジッと見て
 一番好きな 心に 馴染むものを チョイス すれば 良いと 思いますよ。

利休も そうしたんですから。

利休形 万歳。
自分形 万歳。
失敗も 万歳。

幼稚園の 駆けっこ ですよ。
一番も ベッタコも 一所懸命。
 

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