n19 摸打曇大海茶入 岡田暁山造 ¥30.000.-
共箱 胴径9.5 口径6 H8cm 蓋象牙
昭和期の名工の一人です。
仕覆複製 雲鶴緞子裂
打曇大海(うちぐもりだいかい)
大名物。漢作唐物。大海。景色の釉色が打曇に似ているところから足利義政が命銘したものという。高二寸三分半(7.1cm)、胴径三寸三分(10.0cm)、口径一寸(3.0cm)、底径一寸五分強(4.5cm)、甑高四分(1.2cm)、重量四五匁(168.75g)。口縁が丸味を持ち、捻返しは普通で、甑下が張り、その周囲に筋三本が廻り、裾以下は朱泥色の土見で、指頭形のヒッツキが所々にあり、底は鮮明な糸切で、中央に火裂一ヶ所、これを挟んで釉飛び二ヶ所がある。総体に柿色地に光沢のある黒飴釉の大なだれが置形をなし、その外に大なだれ一ヶ所、小なだれ二ヶ所があり、盆付にまで達する。伝来は、東山御物〜豊臣秀吉〜京極道誉〜紀州徳川家〜徳川将軍家。仕覆は、雲鶴緞子、木之下切。蓋一枚。挽家、黒塗。内箱、桐白木。外箱、黒塗。御物袋、白羽二重。

岡田 暁山 おかだ ぎょうざん
1711年(正徳元年)粟田に開窯、
1805年(文化2年)青蓮院宮粟田口御所御用焼物師として出入りを許され「暁山」銘を拝領する。
1877年(明治10年)暁山本家が絶家となるにあたり、親交のあった近江屋長兵衛が岡田暁山として受け継ぐ。
1886年(明治19年)には五条地区に巽組合を設立、五条坂に陶磁器の蒐集場を設立。
1902年(明治35年)錦窯を築き上絵付け加工販売も始め海外にも輸出を始める。
第二次大戦後、7代暁山が特に輸出に力を入れ海外に暁山銘の京薩摩焼を広める。
平成5年 現当主8代目を襲名し現在に至る。
8代目 岡田佳明(号:暁山)おかだよしあき
昭和23年生まれ。父、7代目暁山のもとで幼少の頃より陶芸に親しむ。同47年大学卒業後、本格的に作陶活動に入る。先代の技法と母、茜窯の茶陶意匠の影響を併せて学び、独自の路線を歩む。平成5年、8代目暁山を継承。各地で親子展開催など、広く作家活動を展開する。