絵42 菅楯彦 ほととぎす図 天龍寺 関精拙賛 6万円
掛軸寸法 35×196cm 本紙寸法 32.5×131cm 紙本 合せ箱
菅楯彦の 即席画に 天龍寺 関精拙が 賛を
一葉遍船酒数行 斜風細雨杜鵑声
絵は中国の風景、雨の中を 悠々と進む 小舟。中には 大人が 酒を楽しんでいます。きっと 有名な詩人でしょう。
画面 左上に 杜鵑が とんでいます。詩情あふれて 両人の 当意即妙な絵と漢詩は まさに 教養の極致です。
絵は 即席画のため 印は ありません。
作品、表装とも状態、上々です。
侘び表具 モミ紙
菅 楯彦 すが たてひこ
昭和11年鳥取県に生れる。本名は藤太郎。初め盛虎、のち静湖と号す。父は日本画家菅盛南。幼いころ大阪に移り、師はなく独力で土佐派その他を学ぶ。大阪に長く住み好んで大阪の庶民風俗を描く。大阪市民文化賞、大阪府芸術賞などの外、長年の日本画活動とその業績により、昭和33年の第14回日本芸術院恩腸賞を受賞する。37年大阪市名誉市民となる。昭和38年大阪市で歿。享年85歳。
関 精拙(1877〜1945)臨済宗
峨麓、青峨室、晩年は峨翁と号す。但馬浜坂の人。天龍僧堂に掛搭、峨山、龍淵の二師に参じ、龍淵元碩の法を嗣いで、神戸布引の徳光院、天龍寺山内慈済院を歴住す。天龍寺派管長に就任。門下より優れた逸材を打ち出す。昭和二十年示寂。世寿六十九。詩、書、画に卓越した天分豊かな管長であった。