絵28 鎌蜆図 庭山耕園 ¥25.000.- 紙本 画帳くずし
掛軸寸法 33×116cm 本紙寸法 31×24cm
画帳をはずして 軸装したもので 洒落幅です。(本紙の中央に 画帳であった時の折れ目があって これを茶人は喜んだそうです。)
シジミを採り 野に出ては菜を刈る、春から初夏にかけての 麗らかな生活の 何気ない一場面を とらえて絵にしています。さすがに耕園さんは茶人ですね。
わざわざ掛物にして 耕園さんに箱書までして貰っています。良い時代でした。
表装も極上等のもので いい雰囲気です。
作品、表装とも状態、普通です。 経年のための変色、シミあります。 このまま使えます。
一文字 唐草文銀襴
中廻し 寿地文飛本金襴
天地 ななこ(正絹平織)
軸先 面金 黒塗
箱 桐 共箱
庭山耕園 にわやまこうえん
明治2年1月兵庫県姫路に生まれる。本名慶蔵。父に従って大阪に出、12才頃上田耕冲に師事、円山派を学ぶ。
26年日本青年絵画協会第2回絵画共進会で三等褒状、28年第4回内国勧業博覧会で褒状、30年第1回全国絵画共進会で三等褒状を受ける。さらに36年の第5回全国絵画共進会にも「舞楽 納曾利」等で褒状を受ける。
44年師耕冲の没後は鈴木松年に師事する。巽画会会員でまた大阪絵画協会委員、大阪美術会顧問をつとめ、大阪画学校を開設するなど、大阪画壇の重鎮として活躍し、花鳥画を得意とする。15年古希記念展を大阪美術倶楽部で開催昭和17年7月15日大阪市で没。享年73才。